二抜き連珠(朝鮮五目)

Wikipediaにも詳しい記述がない。

二抜き連珠 / 二抜き五目 / Pente - The Museum of Abstract Strategy Games - アブストラクトゲーム博物館

割と詳しい記述がある。

石を5個並べるか、10個取れば勝ち。(Wp)

という記述もあるが、ここまでやり込む奴は変態である。

まあ、適当なルールでやってみるといい。

真面目に考えるのが馬鹿らしくなる。

という、楽しいゲームである。

私は合計5名と打ってみた。順位表を書く。勝敗と囲碁の段位を付加しておく

1位:知り合いのお母さん(1勝1敗 囲碁:ルール知らない)

2位:私(12勝4敗 囲碁:2段)

3位:A氏(1勝2敗 囲碁:4段)

4位:O氏(1勝5敗 囲碁:22級)

5位:マスター(0勝2敗 囲碁:5段以上)

6位:とある子供(0勝2敗 囲碁:3級)

となる。

私の勝ちが多いのは当たり前である。対局数が多いせいだ。他は全員初めて。

初心者の勝つ秘訣を書くと、余りよまずに、5を防ぐことと、取られないことに徹することである。

ひろちゃんとやって遊びたいのにひろちゃん来ないのでさびしい。

 

このゲームをやろうと思ったきっかけは大切である。

名人 (小説) - Wikipedia

この小説は10年ほど前に読んだ。

川端康成の作品の中では一番好きである。*1

作中、引退碁の途中で名人が倒れる。

入院中の名人を、弟子(作中では連珠の名人)と川端達が見舞いする。

勿論、囲碁の話などしても意味がない。連珠をやれば、名人は本能的によみ始める。これでは療養にならない。

みんなで、二抜きをやることになるらしい。そんなゲームであることは作品を読むだけで分かる。

一度試してみたかったことが、私自身やれたことは幸せである。

*1:雪国も山の音もつまらない。