数学に価値はあるのか

仕事についてから

数学はなんの役に立つの?

という愚問を投げかけられることが多い。*1今回はその事ではない。

数学の定理はその証明を理解した瞬間に「常識」になる。

「常識」は世間一般では価値が低いと言われている。

数学の作業は「常識」と呼べるステイトメントを増やす作業である。

やってる本人がやってることが無価値だと感じることさえある。

まあ、こう感じている時は数学以外については「正しくない」「無価値」の二者択一になっているように感じている。

*1:言うまでもないが、どの数学も現在あるいは未来に世の中の役に立つ、そうでない数学は本当に無価値な「数学」である