むしろこの本を紹介していたブログをRSSリーダーへ入れる。

就活エリートの迷走 (ちくま新書)

就活エリートの迷走 (ちくま新書)

一昨日ネットをよんでて、ある方のブログで紹介されていたので買って読んでいる。
前文を読む限り紹介されていたとおりのようだ。
なので
http://d.hatena.ne.jp/mamoruk/20110105
こちらをどうぞ。


昨夜、ある人と電話で日常会話にて

「今日こんな本があるって見つけたから買うことにした」
「えー、興味ある!なんて人が書いてるの」
「というか、こういうのを、ちゃんと紹介してるブログのほうが価値があると思うのだが」

届く前に書いている人確認したら、「リクルート」の人でした。
「てめえが言うな」というご意見もネット上では散見しましたが、まあそれはちがうと思う。


それとは別に、

リクルートってのは俺は世話にはならんかったけど*1いらん会社だな。

と改めて思った。
ホットペッパーでクーポンとやらを持って行って、値段相応の満足をしたことがない。
リクルーティング等というシリアスな問題が、ハウツーで片付くはずもない。
何年も前から、リクルートスーツの個性の無さを見るだけで、アホなことやってるなと感じていた。


読後まとめ
色々、カタカナ言葉はちりばめて現在の就活状況を分かりやすく分析してあったのはよしとする。その中に「文章化された」新しい視点があったことも認める。
いかんせん、日頃私自身が感じていることの範疇を逸脱しないので、予想通りのことしか書いていない。
大事なことだけまとめると

  1. 現在の就職選抜では面接試験しか機能していない。そこで測られているのは「コミュ能力」でそれでさえ、「役に立たないコミュ能力」しか測れていない。
  2. 学歴主義を復活すべきだ。
  3. 現在の学歴評価では「東大卒」でさえ、ぬるすぎる。

ということらしい。もっともだ。
大学院はどこ行ってもカルチャースクールだし、「ドラゴン桜」が入れる大学では意味が無い。「東大一直線」が入れない大学だから意味があったと言える。

*1:ゴミ出しベタな僕の下宿には、リクルートからのダイレクトメールによる頼んでもいない就職紹介雑誌が自分の身長ほど山積みされていた。