学習指導要領って

小中高の教員はこの通り教えないといけないらしい。
反すると、要領に基づいて入試が作られるので、不都合が生じることもあるらしい。
そこまでは納得する。
数学でも高校入試にsin やらcosやらlogやら行列やらを記号として出すとこれは明らかに不都合だと思う。
しかし、数学的事実を「習っている」「習っていない」に区別するのはかなり馬鹿げている。
正弦定理、余弦定理などは、その証明から見て分かる通り、円周角の同一性や三角形の面積の和などの話に置き換えて書けば中学生にも出来る。
まあ、大抵の大学では入試問題は「習った問題」しかでないようではある。