オウム貝の中に黄金比?

と先週の授業でWikipediaで拾った画像を持って行って、
学生一人にメジャーさせて計算した。

オウム貝の縦:横=1:1.277
あれ?写真がゆがんでいたかな?

と、ごまかしつつ終えた。
でもよく見りゃ全然「90度黄金比」を生じるような螺旋ではないね。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/2607/SPR/GoldenRatio.htm
ちゃんと調べてる人がいました。
どうも秋山先生の説だと

1.277^2=1.633
黄金比

ということらしい、こうなると宗教なので参加する気はありません。


さすが「世界一受けたい授業」ひどいですね。「あるある大辞典」以来の酷さです。
くだらないので見ないことにしてましたが、やっぱり見て検証するのが知識人の仕事の一つなのでしょうか?


いずれにしろ、細かいところでは間違いがいくつかありますが、教科書として使わせてもらっています。
秋山先生の教科書・・・二次曲線の定義式が中途半端(間違い)だったり、正多面体の定義がかなりでたらめだったりしますが、
秋山先生、感謝と共にご健闘をお祈りします。
というか、この程度の間違い(オウムガイを含めて)講義するものが適宜訂正すればいいことです。
小中高の先生には酷な話かもしれませんが、少しずつでも勉強しましょう。