安曇野

行ったことがない。行ってみたい。

さだまさしによる、同題名の曲は名曲である。

メロディーラインはありきたりで、四畳半フォークと呼んで良い。

ただ彼の詩情はそれを吹き飛ばす。

夢を夢で終わらせたくないと君はこの街を出る

千切れるほど振るその指先がすすきにとけた秋の日

・・・

まずは状況把握がすぐにはしにくい。情景だけが目に映る。

不気味とも言えるが、3度めに聞くときは好きになっている。

 梓川ってどんな川だろう。多分長野県だよね。長野県と静岡県はすごく疎い。なんだか自分の人生がつまらないものに思えてくる。

 

私が25歳頃に受け取った「便箋」は、私が彼女に送ったそれが計算用紙*1だったにもかかわらず、「味気なき便箋」ではなかった。2枚入っていたはずである。内容は味気なかったかもしれない。何度かあった絶望の一つであるが、今では当然良い思い出である。それだけでも彼女には感謝している。

*1:そいえば、あの頃の院生には計算用紙が無料支給?されていた。余り笑い話ではなく、その計算用紙が一番使いやすい。A4くらいだったと思うけど、薄い緑の罫線が必要十分に引かれていた。どこ行ったら売っているのだろう?今でも修論の下書き用紙として手元にある。