確率論の時制

確率は知っている人はわかると思うが、時間とは関係ない。

確率が関係しているのは情報だけである。

「大抵の場合」時間に伴って情報が増えるだけである。減ることだってある。*1

なので、確率論的論議の時制はどれでもよい。

現在形が普通かと思うが、どこかの時点にさかのぼっているつもりなら、過去形でも構わない。

 

現在雨が降っているが、昨日の時点での降水確率は90%だった。

という表現は

現在雨が降っているが、昨日の時点での降水確率は90%である。

 としても、感情的な意味を除けば何も変わらない。

言うまでもないが感情と確率は無関係である。

*1:囲碁AIの評価値などでは顕著である。囲碁AIの最善手をお互いに打っていても、評価値が50に戻ることがある