貧すれば鈍す

どうも、中国語由来ではないようだ。

https://nightnews.hknewsinfo.com/%E6%98%A5%E7%AF%80%E5%90%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC/

日本有一句俗話叫做“貧則鈍”,意思係:人越窮,就會有越多嘅事情難以維持下去。目前,日本已經步入la人類未經曆過嘅少子高齡化社會,“生活保障金”受助者已經達到la前所未有嘅164萬人。“生活保障金”係指政府向“因年老等原因,喪失按勞取酬能力”嘅日本人發放嘅生活補助費用。

 

「鈍すれば貧す」は自然の道理かもしれない。愚鈍な奴が財産を貯めていることもあるが、使いみちを知らなければ貧しているのと同じである。

「貧すれば鈍す」は子供の頃、いまいち納得がいかなかった。道理とは言えないからこそ諺になっているのでしょうがないが、場当たり的な諺と思っていた。

近頃の若いのを見ていると、「貧すれば鈍す」が増えているようである。格差社会と騒がれているとおりとは思えない。むしろ、「冨すれど鈍す」は昔と変わらず一定数いるので「鈍」な日本人が増えているだけとも言える。

外国人、特にアジア人を見ると全然そうではない。

江戸時代だって今よりは流動的であったというのは大げさな表現かな。

明治生まれの祖父は百姓の次男である。親から譲ってもらったものは少ない。

職業は「百姓」である。出稼ぎもやり、小規模畜産もやり、ぶどうもやり。

今で言う自由業である。それでも、家を建て息子を大学にやっている。

努力と才能が結実できる時代だった。貧すれば鈍すの反例ではある。