こちらも読んでいる。

A First Course in Modular Forms (Graduate Texts in Mathematics)

A First Course in Modular Forms (Graduate Texts in Mathematics)

こちらは逆に、証明を飛ばして読んでいる。早く見晴台に登りたい人にはお勧めである。
度々ラグランジュの4平方和定理と関連した形でexampleが書かれる。

Hecke operatorのchapter 5を読み始めた。
[Sh11]を読んでいて、結局1-dimensionalで暫く続くところがある。
その辺りで夏のお勉強を一段落としたので、当然だが同じことがこちらの本にも書いてある。
GL_2(Q)の珍妙な作用、こちらにはアホでも分かるように書いてある。
夏は分からないなりに手と頭を動かしてみた。どうせ当分同じような働きは出来ない。
両側コセット分解がうまいことHecke作用素を作り、カスプ形式の代表元を導くらしいのだが、(特に奇数weightの場合)

  • 作用が3つ欲しくなったりはしないのだろうか?
  • [Sh11]が最初っからSiegel upper half spaceを相手に非可換でやっているのは、どうせここで右作用・左作用が否応なく出てくるので、最初から非可換のほうが本質がつかみやすいということかなと考えたりする。

2020 8月Hecke operator の所をやっと読み始めた。と書いたところで、2年前に流し読みしているらしい。
ろくに読んでなかったmoduli spaceとWail pairingの所を読み直している。
古典的、初等的に述べられているが、こうなってくるとfanctorialに書いたほうが見通しが良さそうだ。
でも、僕も「左随伴関手」とか言われると苦手なんだよな。どっちだか分かんなくなる(泣)
I'm not so much trained というだけなのかな。
やっとoldformとnewformが出てきた。今年の夏はこの辺りで終わりかな。