落語で使われる時代と金額と言葉

NHK日本の話芸を見ていて思うのだが、近頃の落語は古典をやっていても、金額は現代風のことが多い。
江戸時代の貨幣単位でしゃべると価値が分かりにくいだろうとかいう理由かもしれないので*1、そのあたりは許さざるを得ない。

ただ、そこのところで

3万円たぁ、どういうこってぇ

と江戸弁でまくしたてあげられると、一体いつの時代設定だ?といなかもんは感じてしまう。
実際は東京には江戸弁しゃべっている人が今でもいらっしゃるのでしょうが、田舎者の感覚とはだいぶずれた気がする。
これは僕がテレビの時代劇を見続けてきたせいかもしれない。
大阪弁の場合はどうなんだろう。

*1:そもそも江戸時代の貨幣価値が完全に一定していたとも思えない