小沢一郎氏

16日の記者会見で「キリスト教文明は、非常に排他的で独善的な宗教だと私は思っている」

とのこと、日本のナショナリズムの王道を言っている感じの発言だ。
日本のナショナリズムというと、すぐに対中国、朝鮮の話ばかりになってしまう連中も多いが、欧米と協力なり競争なりした経験のある人間が一度は頭をかすめる感覚だ。とはいえ、排他的なのはそれ程珍しいわけでもなく、「ユダヤ教よりはまし」に作られただけの教義に、あーだこーだと後の人が解釈を加えた結果で、独善性のひどさは狭い範囲に収まっているといえる。
政治家なら避けるべき発言をあえて今するのは、ナショナリズムを利用した政治手段をちらつかせるファシスト小沢の面目躍如たる所ではなかろうか。
ファシスト政治屋にはありふれたものなので特に気に留める話でもなく、正式にファシストになるには独裁政権を打ち立てる必要があるが、これはしばらくは無理な話で、ムッソリーニの尻尾くらいな感じだね。

日本人の

何にでも神様がやどっている

などというアミニズム、これを信仰している人がそんなにいるのだろうか?現代日本人の御本尊はどう考えても物質主義としか思えない。
ヤハウェに起因する幾つかの宗教間での争いにお付き合いしたくないという気持ちの率直な表れであろう。