渡辺淳一

何をいまさらなのだが、渡辺淳一批判。斎藤美奈子氏が10年近く前に書いていたことと本質的には変わらないので、つまらない内容になりそう。最近の生活習慣で突拍子も無い時刻に目が覚めて、布団の中で妄想していたことをまとめておく。
そもそも、(小谷野敦風には)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E6%B7%B3%E4%B8%80 より

1958年札幌医科大学医学部卒業。医学博士。

何だこの大学は?一応調べると、北海道の二番目の大学か、元々、看護学校だったようだね。1950年医学部設置だから、淳一は3期生か?まさかダブってないよな。だいたいやねぇ*1

1964年札幌医科大学助手、1966年同大医学部整形外科教室講師。

その大学の医学部に残っちまう辺り、頭の悪さが漂ってくる、医学部の学位とかキャリアの仕組みは知らんが、64年までなにやっとったんじゃ、インターンが2年で、あと4年はなんとなく医者しながら、ニート*2か。
そんなぶったるんだ奴が何をどうしようがかまわないのだが、何かとむかつくことが多いので書く。
一位

DVD>秋山莉奈:失楽園 (<DVD>)

DVD>秋山莉奈:失楽園 ()

二位
失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)

失楽園 上 (岩波文庫 赤 206-2)

三位
失楽園〈上〉 (角川文庫)

失楽園〈上〉 (角川文庫)

まあ、同じ失楽園だ。あえて俺が読みたい(見たい)順位を付けておいた。どれも読んでないし、今後手に入れることさえ考えていない。いや、ミルトンぐらいなら買ってみるかもしれない、でも読まないと思う。淳一の本が家にあったらギャグだな。誰か家来たときに見せる。いいかもしれん。エマニエル夫人は友人に要らんといって押し付けられた、うちにある、ただ、押し付けた友人以外は笑ってくれない。
一位のはタダならもらっていい。
失楽園の批判は書く気が失せる。斎藤氏等の批評で十分だが、僕なりに書くと、

ちょっと字が読めるオヤジが、
「俺は大衆紙なんて読まないぜ日経新聞*3なら読むけど、あれ、なんだか高校で覚えたのと同じ題名の小説やってるよ、しかもエロそうだな読んでみよう。・・・俺もこんなんしてぇな。そういや、「雪国」もこんなんだったじゃねぇか*4細雪」だってそうだろう*5俺みたいのは、仕事も出来るし*6、文芸だって読める。世間の奴らとは違うね。」
と脳内オナニー*7に励む。

といったところだ。当時の批評は「淳一見事!」だったのだが、未だにそれを言っている奴はさすがに馬鹿扱いだ。

で、もう話題さえなくなって、アンチ本が本屋で平積みされている

鈍感力

鈍感力

だ。これも読んでいない。読んでいない本を批判してはならないのは、文芸批評家の場合だ。僕は文芸批評家ではない、あえてここで書いているのは「渡辺淳一」という社会現象だ。
どうも、淳一は本を読まないらしい。
とりあえず。Wikipediaにおける現状

テレビ番組にコメンテーターとして出演した際、時事問題について独自に調べ、ごく稀に鋭い指摘をする一方で、PS3の発売騒動に対し「ただの黒い箱。このような物に熱狂するからいじめ・自殺が増加するんだ」とコメントしている。こういった批判は『デジモンアドベンチャー』が紹介がされた際にも、「観る価値があるんですか?」と発言している。

直木賞の選考委員を1984年上半期より務めているが、作品を読まない、ストーリーやあらすじを人づてに教えてもらっている、などといった噂が絶えないため、未だ彼が選考委員であることに批判が多い。また、自らは長編小説を多く発表しているにも関わらず、枚数の多い小説は書くものじゃないなどと発言。

まだこんなもんか。というか事務所が必死で消してるんだろうな。こんなもんではすまんと思うが、こいつのアホさ加減は。
アンチ本最右翼は

悩む力 (集英社新書 444C)

悩む力 (集英社新書 444C)

姜尚中という人はまあ、テレビで見る限り真面目な人だ。著書を一冊も読んでいないのがまた私らしいのだが、プロとしてどの程度かは判別のしようが無い。能力の無い人かもしれないが、まともな神経は少なくとも持っている人間だと思う。一冊真面目に読んでみよう。何を買おうか?
・・・・
どれも、内容のある本は無さそうだ、買う気がしない。

要するに

おなじあなのむじな

らしい。

*1:在りし日の竹村健一風でも良い

*2:勿論正確な意味のNEETではない、日本で多用される、「職業意識の無い若者」と言う意味のそれ

*3:勿論大衆紙

*4:川端氏のファンは物言いがあるかも知れんが、おっさんにとってはそんなもん、俺にとっては川端は単なるロリコン

*5:これはちがう

*6:まあへたれ部長だ

*7:あるいはフィジカルかもしれん