若い者が本を読まなくなってきている

だから、本屋には老人向けのベストセラーが平積みされているだけだ。
というのは、本屋の言い訳。
本屋が魅力的な本を選ぶ能力を失っているに過ぎない。
勿論古い過去、本を読むしかやることのない時代とは変わっているのは当然だが、そんなことは30年前に起こっていたことだ。
若い者向けには、ドラマの小説化、ゲームの小説化、タレント本くらいしか置いていない。
老人向けにも、見飽きた本が並ぶだけだ。
本屋が店舗を構える本屋として生き残る方法を何も考えていない(少なくとも私の住む田舎では)。
これは、客の数や質の問題というより、本屋をやる者の人的資源の不足による所が多い。
このところ、うちの近所の紀伊国屋丸善の店員の質は下がる一方で、コンビニの店員レベルというより、もう抜かれてる。
品揃えの数で勝負すれば、今でもネット本屋に立ち向かえるだけの不動産資源を持っているのにその辺りが分かっていない。
まあ、東京の出版社もアホばかりだから、同時につぶれて淘汰されていくのだろう。