長島サイクリング


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車で虫明まで出て3時間ほど長島一周。
車がほとんどとおらない。というか島の入り口に「通行証確認」なんてのがあって、ゲイトとまでは言わないが、見張りがさっきまでいた気配の料金所みたいな場所があり。らい予防法は廃止されたはずなのだがどういうことだろう。まるで、プライベートリゾートみたいで気分よろしい。

結構坂がある。よく考えれば、平らなところなんかある分けない。そんな島には収容所を作ったりしない。誤解がないように書いておくと「収容所」という表現は過去においてはそのものだったに違いない。看板には牢獄と同じような施設の跡地が載っている。

虫明の人がどれほど忌み嫌っていたかは、橋と道路を見れば明らか。虫明けの街を完全に迂回している。

とふらふら行っていると、のどが渇く「ヤベ水持ってくるの忘れた」と思った同時に、この場が自動販売機に似つかわしくない場所であることに気づく。

まあいいや、端まで行っちゃえと端っこにはさらに療養所があり、看護学校も記念館なんてのもある。記念館行けば大丈夫と思っていたが、閉まってる。う〜ん?博物館ではないのか、なんで日曜しめる?とぼやいていたら、学生らしきのが一人歩いてくる。はじめてみる人影に尋ねると、自販機は学校の脇にありました。
水分補給が出来ると機嫌よくその辺うろうろ、仮設住宅みたいなのがいっぱいあったりする。一度牡蠣労働者の住まいと誤解するが、療養施設であることを再認識する。
ショップ!発見。真昼間に「本日の営業は終了しました」の看板が出ている。日曜はやらないらしい。

しかし、静かだ。風の音しかしない。素晴らしい。また来よう。