機械が支配する世の中

SF映画の安っぽいテーマによくなっている。

純粋に機械が機械を生産し、増殖し始める世の中、勿論外部から太陽光などのエネルギーが必要だが、人の手を全く必要としないシステム

で、結論から申しますと千年かかっても無理だと思います。
これだけ景気が悪い世の中でも昨日お話しした鉄工所のおじさんは忙しそうだし、人及び他の生物が今の生存システム(見方を変えれば機械)を得るのにかかった時間は小さく見積もって30億年(これでも真核細胞ができたくらいかな?)かかっている。
現在の機械はどうみても人の手によるメンテナンスが必要だ。


で書きながら思ったのだが、結局近いのは現在の生物を人工的に改造することだろう。人間とは独立して自己複製する人工システムとしてはこちらのほうがもう実現しているともいえる。
ただし、機械が人間を支配する世界はもう来ているのかもしれない。C.チャップリンが『モダンタイムス』の中で描いた世界が。