今回の震災における科学者の自己反省

いくつかあるのかもしれないが、テレビでは聞かれない。
Twitterは趣味でないのでこのためだけに見たいとも思わない。


私自身は子供の頃の夢が科学者になることだった、中学生の頃なんとはなしにその道からは遠のいて、その後目指した数学者にさえなれなかった。
「なんとはなしに」と書いたが、今回の震災を見ていると自分が科学者にならない選択をしたのはまさにこの感覚のせいだった気もする。


自分自身を科学者の端くれに考えて自己反省すれば

一義的な責任は電力会社にも官僚にもなくて、安全性に判をついた科学者にあると言える。
自分自身、ひどい手抜きをやってしまったと思う。
「想定外の津波」・・・それは科学でしょうか?
ひ弱な原発の設計・・・そんなんで「絶対安全」などと言っていたのか?
地震津波の予知と通知・・・現在までの逆外れ予知の回数を統計しないと何も意味が無い。オオカミ少年効果を庶民のせいにはできない。

どう見ても科学の責任である。
もちろん、科学を過小評価してきた国民にはそれなりのしっぺ返しがあったとも考えられるが、世界中の科学者の敗北であることを認めなければならない。