二百三高地

山は死にますか?

と歌っていた映画の話ではありません。

子供の頃私と弟はゲームライバルでして、カードゲーム(トランプ)やら将棋やら、色々やりました。
その中にウォーシュミレーションというのがありまして、ちゃんとしたものは、机上演習といって軍人さんがやるものなのですが、その子供版としてバンダイが出していたものをやったようです。

何しろ歴史的背景もなにも知りません。
とりあえず、僕がロシア軍で弟が日本軍で、説明書通りににやってみました。
僕自身がロシアを選んだのはその大砲の破壊力に魅力を感じたせいなのですが、弟はきちんと分かっていて塹壕から出ようとせず、一歩ずつ前進してきます。
一つの陣地が取られたところぐらいで面倒になって止めた覚えがありますが、さすがわが弟、要点をわきまえています。
ポイントは機関銃のはずなのですが、活躍した記憶があまり無いのが残念です。

その前にすごく小さなボードの「バルジ大作戦」なんてのもやりました。これも何度かやって弟の方が強かったようです。
僕はなぜだかいつもドイツ側をやっていた気がします。

どちらも子供向けとしては良く出来ていたようです。戦術的歴史をよく再現していたと思います。

ついでに思い出したので書いておきますと、同じ頃、こちらも今では当たり前になった、ゲームノベルが出始め立ったと思います。
「トキメモ」
みたいなものですが、本です。

〜を選んだ場合はP102へ

なんて書いてあります。僕は太平洋戦争日本海軍のをやった覚えがあります。
あっという間に減点だらけで、実際の日本軍以下だったと思いますが、なんだくだらねえと止めてしまいました。
こちらも弟は違ってって、やりこみ派だったようで、延々とページめくっていたのを覚えています。