xとχについて


なんて書いてある答案をここ数年見てきた。

これはもう駄目かもしれん。
xを表す数式活字が利用されていないのが原因なのだが、
χを代わりに使うってのは何時から、普通のことになったのだろう。
ネットの中学生向け塾の教材で今日始めて確認したのだが、これではχがもっとモディファイしたxを書くのも仕方ない。
大学で数学を教えていてもほとんどは「書き方」の練習に終始する。
挙句の果てには本人は意味も分からずに教科書を必死に書写しているつもりだったりするので見ていて幻滅する。