世の中には平気で差別的発言が出来る大学の先生がいる
本屋で背表紙を見てびっくり!
数学教科書のコーナーであさっていたら
- 作者: 木村美紀,秋山仁
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
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まあ、目立つのが目的だろうから、言葉尻を捕まえてというのは良くないかもしれないが、言葉の通り多分本音であろう。
僕自身は本音でこのテーマと向き合っているが、一般的な平均として女性にある種の数学が苦手な傾向があるのは認識している。
この本の題名は「女性のための」はと「やさしい」の関係はごまかしてある。
好意的に受け取れば
女性向の、女性にとって「やさしい」数学、言い換えれば男性には「比較的難しいかもしれない」数学
と取れないことは無い。というか、そうとってくれと叫んでいるのは分かる。じゃあ「やさしい」という形容詞は無くてもいいのではないか、
この題名の表現を素直に解釈すれば
女性でも分かる「やさしい」数学
なんてものになり得ないのか。
現実は、述語的には前者であることを主張し(表記においてもそう)、実質的は後者であるのは内容を見ても明らか。
そもそも、苦手な数学を、それが男性であれ、女性であれ、無理やりやることにどんな意味があるのかというところから考えなければならない、
何しろ数学に女性のためのというのはおかしい。回りくどい言い方をすれば
「多くの場合女性にとってやさしい数学」
とするところだが、それでさえ、本の内容とは合致していない。
あけすけなジェンダーがそこには見え隠れしている。
目の前に布切れがあれば、それを上手に切り貼りすることは出来る。などという女性に対する前提がそこにあったりするが、
私の経験では、それによって数学の部分が乗越えられていることはあまり無い。
お金の話にしてもそう。
とか言っていると私の4月からの仕事は一体どうなるのかと危惧せざるを得ないが、その方はここに書いた批判を忘れてミックスした形でやることになるとは思う。
- 作者: 桜井進
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/09/20
- メディア: 単行本
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どちらも中身に目を通したが、片方は買わなければよかったとおもい、片方は買う気もおこらないと思った。