久しぶりに恐怖がやってきた。

何を恐れているのか?
もう何も恐れるものは無かったはずではないか?
孤独か?貧困か?
死、では無いはずだ、じゃあ何を?
価値の喪失であろうか。
信頼していたものに対する失望か。
それは、自己に対する不注意とも言える。何も信頼していなかったはずだ。うかつに何かを信じてしまったのか、所詮そうやってしか生きていけないのか。
脳内物質の問題で片付けてもいい話だが、久々の恐怖。
暫く鬱になるほうが良いことは自分でも分かっているが、体中が悲鳴をあげて縮こまっていくのが分かる。
彼には通じなかっただろうが。所詮彼もその程度か。